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2018.11.21

吉田羊さんに聞く! 理想の“母親”と家族のかたち 後編

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吉田羊さんに聞く! 理想の“母親”と家族のかたち 後編

自身を支えてくれる“母の味”とは?

映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」で、吉田さんが演じた光子に対する思いを語ってもらった前編。実は、この映画の中で光子の作った“混ぜごはん”が、キーアイテムとして登場するの。

となると、吉田さんにとっての母の味や吉田さん自身の得意料理も気になるわね……。まだまだ聞きたいことが盛りだくさん! さぁ、お茶のお替わりとともに、お話を再開するわよ!

今月のお客さん
女優

女優

吉田 羊さん

福岡県出身。1997年より主に舞台での活動を経て、映画・ドラマに活躍の場を広げる。2015年に「映画 ビリギャル」で、第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。さらに、同年に活躍した女優として第40回報知映画賞助演女優賞、第58回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。2016年に「嫌な女」で映画初主演、2018年には「ラブ×ドック」で映画単独初主演を果たす。その他、映画「コーヒーが冷めないうちに」「ハナレイ・ベイ」などにも出演。

http://hahaboku-movie.jp/
お母さん

お母さん

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」では、吉田さん演じる光子が作る混ぜごはんが、キーアイテムとして登場するわよね。あの混ぜごはん、とってもおいしそうだったわ!

おいしそうですよね。実は、劇中に登場する混ぜごはん、原作者である歌川さん自らが、作ってくださったんです。普通、劇中で使用する料理はスタッフさんが作りますから、これは非常に珍しいこと。歌川さんは本当にあたたかい方で、現場にいらしては、手料理を差し入れてくれました。歌川さんが現場にお見えだと、「今日のごはんは何?」と、心が躍りましたね(笑)。

お母さん

お母さん

そのあたたかい人柄は、映画にもにじみ出ていたわ! ネグレクトという緊迫したシーンが続きながらも、太賀さん演じるタイジが混ぜごはんを作るシーンやミュージカルのシーンでは、すごく優しい気持ちになれたもの。

吉田 羊さん

本当にそうですよね、重く、デリケートな題材ではあるけれども、最後には、希望さえ感じさせてくれる作品です。この映画には「たくさんの出会いを重ねる中で、人は変わることができる」という歌川さんの、そして監督の力強いメッセージが込められています。ぜひ、多くの方にご覧になっていただきたいです。

お母さん

お母さん

「人は変わることができる」って、とっても素敵な言葉ね! ちなみに映画への出演を通じ、吉田さんの中で、何か変化したことはある?

「ネグレクト」という言葉のイメージが変化しましたね。ネグレクトの当事者である光子を演じる前は、どこか短絡的に「ネグレクトをする人=ひどい人」という印象を抱いていました。けれど実際は、そんな単純な問題ではありません。虐待をしてしまう本人もまた、大きな孤独感を抱え、愛されたいと願っています。光子という役を演じなければ、気づけなかったことかもしれません。

お母さん

お母さん

それ、吉田さんが演じる光子を見ていて、私も同じように感じたわ。虐待をしてしまう本人も、心に痛みを感じているのよね……。

虐待も育児放棄も、絶対に肯定すべきことではありません。ただ、この映画は、ひとつの救いになるはずです。ネグレクトをしている本人が急に変わることは難しいし、そもそも渦中の人は、映画を見ることすら辛いかもしれない。でも、この映画には、ネグレクトを知る周囲の人にとって、どうサポートすべきかのヒントが詰まっています。「こういう手の差し伸べ方があるんだ」「こんな風に声をかければいいんだ」というように。

お母さん

お母さん

たしかにそうね! 吉田さんの言う通り、周りも考えさせられる映画だわ。ところで、タイジにとっての母の味は混ぜごはんだけれど、吉田さんにとって母の味は、どんな手料理だったのかしら?

吉田 羊さん

母が作るミートソーススパゲティですね。母がいちから手作りする挽き肉たっぷりのミートソースは、本当に絶品でした。小さなころから、誕生日や何かの記念日には、必ず「作って!」とリクエストしていましたね。

お母さん

お母さん

あら、ミートソースを手作りするのって、意外と手間がかかるのよ。愛情を感じるわ! ちなみに、吉田さんの「ここぞ!」というとき、大切な人に作る手料理は何かしら?

私の場合、何かひとつに決め込まず、相手の方が「食べたい!」という料理を作りますね。私の母も、「あなたはこれが好物でしょう?」とミートソースを作ってくれたわけではなく、あくまでも私のリクエストを受け、作ってくれていましたから。

お母さん

お母さん

たしかに相手が食べたいものを作るのが、一番のご馳走ね! では、最後の質問をさせてちょうだい。タイジや光子のような親子がいるように、世の中には、たくさんの家族のかたちがあるじゃない? そこで吉田さんが思う理想の家族とは、どんなかたちかしら?

ズバリ、我が吉田家です。うちの両親は本当に仲が良く、80歳近くになっても「世界で一番、愛し合っている」と話していました。私たち兄弟が、たまに帰省することを心から喜んでいますし、誰よりも私たちのことを考えてそばにいてくれました。世界中を敵に回しても、この人たちだけは自分の味方でいてくれる。私の家族は、そう思わせてくれる存在ですし、そんな風に思わせてくれる家族こそ、理想のかたちではないでしょうか。

お母さん

お母さん

まさに理想的な家族だわ! 私も家族のことは、何があっても守りたいと思うもの! 今日は忙しい中、いろいろとお話をしてくれて、本当にありがとう。吉田さんのお話を受け、もう一度、映画を観たくなったわ。次回は、家族と一緒に観に行くわね!

【後編のまとめ】

理想の家族のかたちを聞かれ、迷うことなく、「我が吉田家」と答えてくれた吉田さん。自慢の家族であることが伝わってきたし、「世界中を敵に回しても、家族だけは味方」という在り方は、本当に理想的よね。私も、娘や息子にとって、一番の味方であれる母親を目指したいと、心から思ったわ!

そして、「母さんがどんなに僕を嫌いでも」は、家族とは、親子とは、自分にとってどんな存在なのかを考えさせてくれる映画。ぜひ、たくさんの人に観てもらいたいわ。ママ友たちにおすすめしなくちゃ!

【出演作品情報】

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」

11月16日(金)より 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、 イオンシネマほか全国公開
出演:太賀、吉田 羊、森崎ウィン、白石隼也、秋月三佳、小山春朋、斉藤陽一郎、おかやまはじめ、木野 花
監督:御法川修
(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

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